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10月の景気 [タクシー]

10月も今日で終わり、秋は深まりいよいよ冬支度の季節到来である。
東京は10月でも日中の最高気温が25度を越える日もあり、その寒暖の差に異常を感じたほどだ。暑くもなく寒くもなくといった過ごしやすい気候と雨の日も少なかったことから、タクシー需要は低調に推移して終わった感がある。

週のうち月曜日も暇だが、それにも増して木曜日の需要低迷が顕著である。やはり休日前の金曜日は夜の歓楽街に出るといった傾向があるので木曜日は控えるといった状況が近年の特徴でもある。私も26日木曜日の売り上げはダウンした。タクシーにとって魔の木曜日と言ってもよいだろう。

社会全体が未だまだ景気が良くなったとは言えない現状がある。物価の上昇が個人消費を阻んでいるのだ。労働者の賃金上昇が足りない、物価の上昇に追いついていないという声が聞かれる。アベノミクスの勢いを押さえ込んでいる要因であろう。安倍首相は大手企業に対して賃上げ要請に引き続き、過去最高になった企業の内部留保を憂慮して更なる設備投資、人材への投資を呼び掛けたが、企業は難色を示しているという。次期消費税増税までに労働者の賃金上昇がなければ景気の失速は免れないであろう。

タクシー需要も総体的に見れば個人消費に支えられていると見るべきである。
11月の景気は如何に推移するのか―。
 

納得いかない過失の割合 [タクシー]

先日、タクシーが複数台絡んだ事故の記事を書いた。たまたま、親しい同僚である先輩がこの事故に遭遇したわけだが、その後事故から17日を経て車両の修理が完了し復帰を果たした。

実に2週間以上も休業を余儀なくされることになったのである。あの大型トレーラーが起こした自損事故が複数のタクシーを巻き込み死亡事故が起きるなど大きな被害をもたらした。他人事とはいえ、親しい同僚であるが故に気の毒で怒りさえ込み上げてくる。

怒りを禁じ得ないのは納得いかない保険会社の対応である。過失の割合は6:4から始まるというのだ。なぜ第1原因であるトレーラー側に100%の過失が無いのか?ネットで調べてみると、このような落下物に衝突する事故では6:4という過失の割合が見解として示され掲載されている。これは当事者はもちろん。傍から見ても理不尽な判断に映る。理由として、落下物に衝突する側に前方不注意という過失があるというのだ。それはそうかもしれないが、そもそも、そこに落下物が無かったら事故に遭わなかったのは明白な事実である。例えば、落下物に衝突し相手が分からなければ損害の請求をする術がないので前方不注意で過失を取られても仕方あるまいと観念するだろう。しかし、相手が判明する場合は第1原因を作った側に全ての過失があるという見方が私の見解である。

ここで私が経験した事例を述べてみたい。
深夜の首都高を走っている時、自損事故を起こした乗用車の部品に乗り上げ私のタクシーは損害を受けた。相手が判明したので相手側の保険会社から全ての車両損害と営業損失の補償を全てみてくれた。その日の朝、直ぐに修理に出して良いというゴーサインも出してくれた。ここで、あえて損保会社の社名を出したい。納得のいくその対応能力の高さを評価したいからだ。その会社は「ソニー損保」だった。ネットでソニー損保のHPを見てみると2015年度日本自動車保険顧客満足度調査第1位に輝いている。この顧客満足度という調査がダテではない事がよく分かる。加入している本人が事故対応に満足することが前提であろうが、被害を与えた相手側にも納得のいく事故対応をしてくれる保険会社こそが良い保険会社ではないだろうか。今回の重大事故、何処の判例を盾に理不尽な過失割合を出したのか知れないが、ずるい保険屋の内情が垣間見れる。ここでその保険会社の名を出したいくらいだ。この6:4という理不尽な過失の割合に同調しているのが、東個協の共済でもある。

 by Club-Taxi.com


タクシー複数台が巻き込まれた重大事故 [タクシー]

この日の深夜は、仕事が出来ず苦戦を強いられていた―。
早朝に同じ支部の同僚である先輩からメールが入った。
「第三京浜で事故をしてしまいこれから帰る―」という内容のメールだった。私は早朝の予約があったので後日詳しい内容を教えてくださいと返信をした。

予約仕事を終えて帰る途中、朝のニュースをラジオで聴いていると、7日未明第三京浜道路(制限速度80km)において大型トレーラーが中央分離帯に衝突し、停車しているところにタクシーが衝突。また、トレーラーの荷台に積んであった走行用ベルトが下り車線に落下して、タクシー複数台が衝突する事故があり、タクシー運転手1名が死亡するなどケガ人が出たという内容の報道だった。

遅くなったが、昨晩電話で事故の状況を先輩から聴くことができた。驚いたのは日頃から安全運転を心掛けているこの先輩が事故を起こすなど思いもよらなかったことである。しかし、この事故の状況を聴くと驚愕の事故現場がそこに浮かび上がった。事故を起こしたというよりは事故に巻き込まれた被害者であることが鮮明になった。

彼は、お客様を乗せて第三京浜下り線(片側3車線)の走行車線中央を走行。川崎ICを過ぎて横浜方面に向かっていると、前方追い越し車線に停車していたタクシーを発見したが、そのタクシーの側方を通過する時に何か黒い物体にぶつかり運転席側ボディーを損傷させたという。直ぐに左側路側帯に停車させた。既に衝突したタクシーなど数台の運転手がそこに居合わせていたという。いったい何にぶつかったのかと確認に行こうとした時、もの凄い衝突音がしたという。現場で目にしたのは、上り線側で大型トレーラーが中央分離帯に衝突していて、下り線で衝突したタクシーの前にあった物体がブルトーザーやユンボ、クレーンなど重機車両などの車輪に装着される金属製走行用ベルト(クローラシュー)だったという。重量が数十トンあるような代物である。車がまともに衝突すればひとたまりもないだろう。

そして・・・現場付近には個タクの行燈が転がっていて他組合の行燈だったという。「何で個タクの行燈が転がっているんだ―」彼はそう思ったという。後に判明したのは、先の衝撃音は、上り車線を走行していた個タク車両が、中央分離帯に衝突しているトレーラー荷台後部に激突した衝撃音だったという。この激突した個タクの運転手は死亡した。即死であろう。先輩から聴いたのは、ここで書き表すことができない悲惨な状況を語った。恐らく追い越し車線を走行していたからノーブレーキで100km以上のスピードで衝突したのかも知れない―。テレビのニュース映像でも観たが、衝突後にトレーラーの先前方中央車線で大破した状態のタクシーがあった。

トレーラーの運転手は何をやっていたのかね?後続車両に危険を知らせる措置も講じないで。運転手は運転席に居て何もせずにもうろうとしているような感じだったという。自損事故と個タク車両激突の衝撃で怪我をしていたのだろうか―。
この衝突事故の他に、上り車線ではうちの組合車両も絡んだ事故があったらしい。ニュースでは計7台が絡んだ事故だったということだ。幸い先輩の車両に乗車されていたお客様に怪我はなく、先輩自身も怪我はなかった。お客様は走行してきた横浜のタクシーに乗り継ぎしていただいたという。

「それで車両の修理はどうなったの?」尋ねた。既にトヨタのディーラーに入れているが、事故を起こしたトレーラー側の保険屋が、未だ状況が判明していないからと言って修理のゴーサインを出さないという。既に事故から3日を過ぎようとしている。とんでもない保険屋だと先輩は怒っていた。それから怒りの矛先は組合の共済にも及んだ。共済担当者は少なからずあなたにも過失があると。前方不注意だというのだ。これはとんでもない誤った見解ではないのか。第1原因を作ったトレーラー運転手に100%過失があるだろう。夜の暗い高速道路上に、追い越し車線と中央車線に跨り落ちている高さ1mあるか無いかの黒い物体を。「衝突してくれ」と言っているようなものである。共済担当者は何をアホなことを言っているのかね。見積もりで車両の修理費用は90万掛るとのことだ。当然、全ての補償義務は第1原因のトレーラ運転手にあるだろう。車両修理費用、休業損害、慰謝料等々。

事故被害当事者の先輩から聴いたこの事故を教訓にしなけれなならない。
いつも出庫時にメールで「本日も無事故で営業しよう!」とか「本日は雨だから、スピード、視界に注意しよう―」などこの先輩を含めた仲間でお互いに事故防止を啓発している。

まず教訓として、これからは高速道路の走り方も注意しなければならない。

1.前方で事故等何が起きているかも知れない。(自損事故など)
 
  スピード控え目、前方注視、適正な車間距離保持。何があっても衝突せずに、かわせるか止まれること。

 
2. 何が落ちているか分からない。

  スピード控え目、前方注視。落下物を避けられるスピード。
以前高速道路で大型トラックのスペアタイヤの落下物に乗り上げて転覆したタクシーの話も聞いている。

3.見えないカーブの先

  スピード控え目、危険予測運転。

すべてに共通するのはスピードや前方注視、車間距離である。平気で深夜の高速道路を吹っ飛ばしているが、明日は我が身である・・・。何が起きるか、何が起きているのか分からない。それらに安全に対応できること。

車の運転には「前方注視義務」と「車間距離保持義務」がある。

 by Club-Taxi.com