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今年2回目の降雪予報 [タクシー]

先日首都圏に交通マヒをもたらした降雪からつかの間、早くも今年2回目の降雪予報が出た。
週末の土曜日なら休みなのでタイヤ交換をしないで済むと思っていたら、今晩だというのでやむなく今年2回目の冬タイヤ交換を行った。昨年暮れにネットで安い新品スタッドレスを購入して準備しておいたBSの「BLIZZAK REVO GZ」である。前回履いていたヨコハマの「アイスガード5」は2シーズン目でオシャカになった。2シーズン目は3ヶ月近く履いていたので寿命を短くさせてしまった。クラウン・ハイブリッドの特徴である偏磨耗のせいだろうか、ハンドリングも悪くなり、首都高のカーブなどではケツが振るから雨の日はてとてもじゃないが乗っていられなかった。そんなわけでまめにタイヤ交換して3シーズンは持たせたいところ。


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パワーのある新興製作所のAC100V インパクトレンチ



タイヤ交換の際いつも使っていた充電式のコードレスインパクトレンチのバッテリーが壊れてしまった。もう5年以上使ったので寿命であろう。充電式コードレスは力が弱くて気に入らなかったので、今度はAC100Vのインパクトレンチ(7,700円)をアマゾンで購入してみた。充電式のコードレスは値段が高いのでこれは格安。おまけに力も強いから楽々タイヤ交換できる。もっと早く購入すればよかったと思ったほどである。お勧めの一品です。

タクシー運転手は日頃から身体を動かしていないのでタイヤ交換も運動のうちと思えば苦にならない。一番運動になるのは手回しのレンチで交換することである。前回の雪の時はコードレスが壊れたので手回しでやりました。
タイヤ交換で思い出したのは親しい同僚の話である。会社勤めのときも個人になってからも営業中パンクしてもタイヤ交換はやらないというのだ。ある日、高速道路でお客さんが乗っている時にパンクしたらしいのだが、JAFを呼んで付けてもらったというのだ。JAFが来るまでじっと待つというのだ。これには爆笑した。「女じゃあるまいし。それでもプロかよ―」である。やりたくないのか、タイヤ交換できないのか。まったく、この方も変人ではないだろうか。(笑)

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  締めすぎ要注意トルクレンチも忘れずに

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  個人になってから2台目のパンタジャッキ。1台目はぶっ壊れました。これは少しまともなジャッキかな。
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           夏タイヤBS レグノ。クラウン・ハイブリッド(200系)特有の偏磨耗。向かって左側サイドの
           偏磨耗が鮮明に。

お祓いの儀式 [世間話]

江戸川区のガソリンスタンドに勤務する友人を悩ませていることがある。
それは勤務先であるスタンド内で日常的に起きているというのだ。彼は勤務地の異動で数ヶ月前ここに赴任してきた。夜勤専門なのだが、勤務しているうちにお客様の異常とも思える行動を目にすることになり、それが彼を悩ませる要因になっている。何が異常なのかと言えば、ある人物が毎日(月〜土曜日の雨天を除く)スタンド内の特定の場所を陣取り洗車をしているというのだ。これを聞いて誰もが「たかが洗車ではないか―」と思われるだろう。私も最初はそう思った。しかし、内容をよく聴いてみるとその異常ともいえる行動が明らかになったのである。

まずその行動を紹介したい。最初に、狂いなく決まった時間である午前3時50分になると必ず現れて給油を済ませてから恒例の洗車が始まる。洗車時間は毎日2時間たっぷり行う。彼は語る・・・。最初はずいぶん綺麗好きで丁寧に洗車を行う人だと思っていたら・・・それが毎日毎日2時間掛けて洗車を行うのだという。なぜそんなに時間を掛けて洗車しているのか疑問に思い見ていると・・・車のボディーはもとよりボンネットを開けてエンジンルームのいたるところに手を入れて磨いているというのである。内装では誰もが手をつけないようなシートベルトの清掃までも怠らない気の入れようである。毎日これが繰り返されるのだという・・・。そして彼が最も気になるのは、常駐しているスタンド構内全体を見渡せるブース内(事務所内)の真横に陣取っていて洗車をしているから、その人物と窓ガラス越しに目が合ったりするなど気に障って仕方がないというのだ。時には洗車をしながらこちらの様子を見ていることもあるというのだ。気持ちが悪くて仕方がないという。

ここでお断りしておきたい。この方はお客様であり、ここに書き記すことも常識的にお客様のことなのではばかるのは当然だが、実はこの方というのは個人タクシーの運転手であり、無所属の事業者らしい。これはちょっと同業であるだけに看過できないような問題行動である。しかし、これは私がどうこう言える立場にもない。あくまでもお店側の問題なので個タク事業者としてあるべき振る舞い、倫理観としてここに記しておく。

数台の洗車を行うスペースがあるようだが、いくら早朝のこととはいえ週末ともなると混んでくることもあるという。
「なんだよーあいつは!いつまで洗車やってんだよ―」ここに出入りする一般のお客様のみならず同業者からも洗車ができずにクレームが来るのだという。ある時、洗車しているこの個タク男に同業事業者が何か声を掛けたようなのだ。その事業者は何事もなく引いたようだが、友人は個タク男に尋ねた。「何か言われました?」と。それに対してこの個タク男は「俺は絶対に出ないからな!」と凄んだという。どうだろう?この態度である。非常識にも程があるだろう。まったく自分のことしか考えない個タクおやじだ。個人タクシー運転手は常識を持たなければならない。看板を背負っているのだ。

友人はこのスタンドの従業員ではない。セルフスタンド常駐の人員を派遣する会社の社員である。ここの従業員である所長さんにこの件を話すと、「まぁまぁ、早朝のことだから―」と大目に見ましょうということになっているらしい。どうやら、洗車魔の個タクおじさんは昼間の従業員に根回しをしているようなのだ。(笑)
理由は・・・このスタンドに来る以前、ご近所のスタンド数箇所で長時間の洗車をお断りされていることが同業者の証言により明らかになっている。(笑)そりゃそうだよね。他人に迷惑をかけているのだから。

嫌でも毎日あの男の奇行を眼にしなければならない彼は語った―。先日なんかはクラクションを鳴らし、ヘッドライトをパッシングしたりするなど点検もしているという。点検は始業前なら分かるが、業務終了後にも行うのだから凄い。そして、自分の車をじっと見つめてニヤニヤと笑みを浮かべていたという。その様子に変人の片鱗を垣間見たという。更に彼は語る。この洗車が、何か宗教的な儀式に感じてならないと―。以来この個タクおやじを神主と呼び、「また、今日もお祓い(おはらい)が始まりました―」と報告のメールが来るのである。お祓いとは神事において浄化する儀式である。正に一致している行動である。毎日業務終了後に洗車でタクシーをお清めして浄化しているともいえるだろう。


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スキーツアーバスの事故 [世間話]

またしてもツアーバスの重大事故が発生した。
乗客14人が死亡したというのだから、最悪であり極めて重大な事故である。スキーツアーバスの事故と言えば、むかし青木湖に転落したバス事故が思い起こされる。

ニュースを聴いて直ぐに路面凍結によるスリップかと思ったら、路面は乾燥状態だったという。運転手2人は死亡したというのだから事故調査の結果が待たれるところだ。TVのニュースではバス会社本社屋が映っていたが、中古車販売をやっている様子がうかがえる。その他警備会社やイベント等の事業もやっているとネットの情報があり、新規参入のバス会社ではないかということだ。何でも関東運輸局から運行管理に違反があり行政処分を受けたばかりだという。

思うところ、バスを走らせるプロじゃないね。事業を手広くやっているようだが、甘い考えでバス事業に手を出したのではないのか。いい加減な運行管理だから重大事故が起きたと想像できる。事業が一気に奈落の底に墜ちるのは必然であろう。このバス会社はツアー会社からどのような内容で仕事を受注していたのだろうか。事故原因の究明が待たれる。

同じ旅客自動車運送事業者として、改めてお客様の生命をお預かりしているという自覚と責務のもと日々の営業に努めなければならないと思った次第である。

前途有望な多くの若者の尊い命が奪われた。ご冥福をお祈りいたします。

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「覆面リサーチ ボス潜入」を観た [タクシー]

タクシー会社のボスが出演するというのでNHKのBSプレミアム「覆面リサーチ ボス潜入」を観た。
そのボスというのは東京の老舗タクシー会社四社の一角である日本交通会長の川鍋一朗さんだ。
私も20代の頃2年ほどお世話になった会社である。現会長のお父さんの時代だろう。未だ日本はバブルの絶頂期に浮かれている頃である。私は家庭の事情で大学を中退して地方都市でタクシー運転手になり、その後神奈川に移住し是非とも日本一の東京でタクシー運転手を経験してみたいと門を叩いた会社である。入社して驚いたのは、地方都市との売り上げの格差である。営業所のトップを見ると約2倍近い差があるのだ。当時、地方で5万台平均がトップだと東京では約9万~10万くらいだった。とにかく四社の底力を感じたものだ。当時は高度経済成長期時代の労働争議も落ち着いた頃であるが、その名残りであろう日本交通には複数の労働組合があった。仕事もしないで組合活動に熱心な不良運転手もいたようである。「kmと比較すると乗務員の質にばらつきがあるね―」という当時のお客様の意見はよく聴いたものである。どうやら現在は違うようである。

アメリカの大学でMBA(経営学修士)を取得されたという川鍋氏。先代から引き継がれた老舗大手タクシー会社を精力的に改革されている業界のリーダーとして注目されている存在である。特に、東京では馴染みのなかったタクシー車両のカラーリングを四社カラーから黒色のハイヤー色にして高級感を出した黒タクを誕生させ話題を呼んだ。黒タクの先駆けでもある。また、タクシー配車業務においてはIT化をいち早く推し進めスマホによる配車アプリの開発。そして要である社員教育の徹底で顧客を拡大。都内に限らず地方も含め中小のタクシー会社を相次いで買収するなどして会社の規模を拡大させている。

番組では買収したタクシー会社(大阪、横浜、千葉)の実態を探ろうと変装して新人の研修乗務員として覆面で潜入した。会社のトップが自分の社員と現場を知るにはまたとない良い機会であろう。現場の良い所や悪い所が見えてくれば改善する指示を打てる。組織の経営者として、会社の顔ともいえる現場の実態を知らなければ失格だ。それに比べて、会社組織と組合組織の違いはあるものの、個タクであるうちの組合の理事長はじめ本部理事の皆さんはどうなのかと思うところである。

潜入した現場では真面目で優秀な運転手さん、優秀な配車業務を行う従業員さんの仕事ぶりがクローズアップされた。好感が持てたが、あまり改善すべき実態等が観れなかったのが残念でもある。研修乗務員という立場での潜入なのでベテランの指導的立場の運転手と共に撮影されたからである。見方を変えれば、なんだかNHKの番組が会社の宣伝をしているようにも思えた。川鍋さんにとってはまたとない絶好の宣伝効果となったのではないだろうか。

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