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夏休み2016 旅の総括 [旅]

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                                   北海道大学植物園 博物館本館


旅の総括として宿泊した宿と食事、食事処を評価してみた。
※あくまでも個人的な意見です。

1.宿
 定山渓の温泉宿「第一寶亭留翠山亭倶楽部」が一番良かった。本命に挙げていた朝里川温泉「蔵群」との差は・・・
部屋の設備やサービスはどちらも良いが、食事、食材の良さで第一寶亭留翠山亭倶楽部を高評価したい。

第1位  第一寶亭留翠山亭倶楽部

第2位  蔵群

同第2位 JRタワーホテル日航札幌


2.食事
 第1位 第一寶亭留翠山亭倶楽部 夕・朝食

 第2位 JRタワーホテル日航札幌 レストラン&バー「SKY J」 夕食:8月のディナー

 第3位 手打ち蕎麦「こはし」

 第4位 蔵群 夕・朝食

 第5位 JRタワーホテル日航札幌 レストラン&バー「SKY J」 朝食:和洋ビッフェ

 第6位 サッポロビール園 ガーデングリル

 同第6位 回転寿し和楽小樽店

 第7位 そば処 叶庵

  北海道の良い宿、美味しい食事ありがとうございました!!


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夏休み2016 札幌3 [旅]

旅行に来て楽しみの一つは食事である。北海道の食べ物といえば、まず海の幸にジンギスカン、ラーメンなどあるが、長く滞在していると、同じ物を食べるといい加減飽きてくる。特に魚介類など。また、気の利いた宿の夕食は懐石料理がメインで、1日置いてまた違う宿で同じような懐石料理を食べると、これまたうんざりしてくる。自分を見て人間とは本当に贅沢にできていると思うのだった。



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海の幸は散々いただいた。ジンギスカンも、ラーメンも食べた。そこで地元の友人に「美味い蕎麦屋はないか?」と尋ねた。豊平区にある手打ちそば屋を教えてくれた。『そば処 叶庵』である。店内に入ると・・・平日の午後2時を過ぎようとしているのに結構並んでいる。北海道産の石臼挽きそば粉を使用ということで、ここは更科そばがメインのようだ。更科とは、いわゆる蕎麦の実の中心部、一番粉を使用し白い麺が特徴である。相方は更科そばのもりを注文。私は手打ち田舎そばのもりを注文した。手打ち田舎そばは、蕎麦の風味や茹で具合等含めて良い食感。大変美味しかった。更科について相方の感想と反応は・・・普通ということですが、打ち立ての食感が得られなかったというのだ。


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後日の昼時にネットで見つけた蕎麦屋さんに行ってみた。『手打蕎麦こはし』である。ここは札幌市中央区の札幌中央卸売市場近くである。自宅兼店舗でやっていると思われる小奇麗な店舗で好感が持てる。靴を脱いで上がると、庭の眺められるお洒落な店内に通される。店内のフローリングが良いと思ったら、店主さんのブログに札幌コンサートホールKitaraと同じ真樺(まかば)のフローリング使用と書いてある。真樺の木は北海道自生の木で高級な材木である。どうりで居心地が良かったわけである。客席のテーブルと椅子も真樺。凝った店舗の内装に劣らず肝心な蕎麦も実に美味しかった。摩周湖産のそば粉を使用とのことです。天せいろ、夏野菜の天せいろを注文。ここも蕎麦の風味、味、食感、茹で具合共に良く。大変美味しかった。ここは一押しです。何でもミシュランガイド2012に掲載されているとの事です。

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夏休み2016 札幌2 [旅]

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今年の3月にオープンした北菓楼札幌本館に来ました。
ここはお菓子屋さんである。もちろん、おじさんには無縁の場所で北菓楼という名すら知らなかった。私が知っている北海道のお菓子屋さんは、千秋庵とか六花亭、石屋製菓くらい。この北菓楼札幌本館のオープンは地元でも話題になったようである。そこでこの会社を調べてみると北海道砂川市が本店の(株)ホリの子会社で、(株)ホリの夕張メロンピュアゼリーの開発・販売で急成長。なかでも日本航空の機内食に採用されたことによりお土産としての地位を確立したという。

建物は堅牢な石造りの外観で歴史のある建物である。大正時代に建てられた北海道庁立図書館で、のちに北海道立文書館別館として使用していたが2014年に閉鎖。北菓楼が改修工事を経て今年の3月にオープンさせた。内装は建築家の安藤忠雄氏ということである。1階は売り場で2階は喫茶室になっている。喫茶室に足を踏み入れると、すぐに目に付いたのが東側と西側の壁一面に床から天井まで大きな壁埋め込み式の本棚になっている。この建物が図書館として使われていたことを残している。壁・天井・椅子等の内装は白を基調にしていて純白というイメージを感じる。とても清潔感があり印象的だ。
さすが世界の安藤氏。

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イチゴパフェを頂いたが、たいへん美味かった。


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夏休み2016 札幌1 [旅]

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小樽を離れるが、小樽市も年々人口が減少していて現在約12万人。ここ50年で8万人減少したという。 札幌市は東京都のように一極集中で人口は年々増加してきたが、平成27年をピークに人口が減少に転じることが予測されているとウイッキペディアに書いてあった。調べてみるとまだ増加しているようだ。平成28年7月現在は1,958,878人である。



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札幌で行く珈琲屋といえば宮越屋珈琲だが、たまに行くのが宮田屋珈琲豊平店。赤レンガ倉庫を改造した店内は天井も高いので広々としている。古い床材の匂いも漂い、倉庫という独特の雰囲気が良い。珈琲のお値段は宮越屋珈琲より安い。もちろん珈琲の濃さや味も違う。




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石造りの外観のビルに入る宮越屋珈琲のホールステアーズカフェ パレード店に行ってみた。
ここは札幌で一番地価が高いと思われる三越デパートやパルコのある南1条西4丁目交差点付近。そのパルコの真裏にある。札幌にしてはあまりにも蒸し暑い日で、のどが渇いたのでいつもは注文しないアイス珈琲を頂いた。さすが宮越屋、極ウマでした。ここは喫煙可能なので煙草を吸っている客を見て入るのを止める年配女性客が何組かいた。

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夏休み2016 小樽2 [旅]

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実は、小樽に来た目的は今日ここに泊まる宿にある。観光船クルーズは暇つぶしなのである。
かねてから、一度は泊まってみたかった朝里川温泉にある蔵群(くらむれ)。外観は三角屋根の黒い倉庫が数棟連ねていて、建物を囲う塀は金属製の大き目の格子で籠状になっていて、その中に河原に転がっているような大きめの平らな石を詰めて石塀として風合いを醸し出している。オーナーさんの「居心地の良い宿を―」という夢が建築デザイナーとの設計を経て2002年にオープンしたという。エントランスの扉も一風変わっている。玄関ドアと分かるようなものではない。壁の一部がオートドアで開くといった具合である。館内は廊下を含め全般に建築デザイナーの設計だけあって凝っている。なかでも客室は手が込んでいる。室内の床は土足のまま入れる土間仕立てで、よく外溝工事のアプローチに使われる石の削りだしの乱張りで敷き詰めた仕上げになっている。部屋の中央、リビングにあたる部屋にはテーブルが一つに椅子が二脚。庭先に出られる掃き出し窓は高さが低くなっており、立っている時と椅子に座っている時の視線、目線が異なるように工夫されている。部屋には石張りの風呂付きで温泉を張ることが出来る。庭先には朝里川のせせらぎが聴こえる。

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夏休み2016 小樽1 [旅]

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小樽に来ました。前回行けなかった観光船クルーズに乗船してオタモイ岬やオタモイ海岸を見に行きました。小樽駅に到着後、遊覧船の時間が切迫しているためタクシー(日産クルーの個タク)で祝津港に向かった。このオタモイ海岸にはかつて遊園地や急峻な崖の途中に建てた竜宮閣といった旅館もあったそうです。昭和初期に小樽の料亭経営者が『小樽に新名所を―』と私財を投じて建てたそうですが、戦時中による中断の後、再開したものの竜宮閣が焼失してしまったということです。

それにしても天候は良かったが、往きは海が少しシケて遊覧船が結構揺れた。船酔いになりそうな人も見受けられた。

夏休み2016 定山渓温泉2 [旅]

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旅の二日目は、定山渓ダムを見に行きました。ここも定山渓温泉のすぐそばにあります。1974年着工で竣工は1989年。ダムの形式は重力式コンクリートダムで高さが117m。豊平峡ダムは豊平川だが、定山渓ダムは小樽内川で定山渓温泉付近で豊平川と合流している。せき止められた人造湖は「さっぽろ湖」で湖畔には小樽定山渓線が通っており札幌国際スキー場、朝里川温泉、小樽へと至る。

下から見上げると、その巨大なコンクリートの壁に威圧感を感じた。ダムが決壊する映画のシーンを想像してしまった。ここにもダム資料館が併設されており学ぶことができます。

宿は第一寶亭留翠山亭倶楽部で大人の隠れ宿というふれこみで部屋も食事も大変良かった。温泉も良い。また泊まりたい宿でした。

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夏休み2016 定山渓温泉1 [旅]

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札幌市郊外にある定山渓温泉に来ています。
昨日は、定山渓温泉にほど近い札幌市の水がめ豊平峡ダムに行ってきました。このダムの建設開始は1967年で、完成は1972年。札幌オリンピック開催の年です。私は完成の数年前、46年前にもなるがほぼ出来上がったアーチ型ダムを下から見た記憶があります。

このアーチ式ダムの高さは102.5mで、ためられる水の量は札幌ドーム約30杯分(4,710万㎥)ということです。ダムの上から下を覗くと足がすくむほどの高さで怖いです。ダムへは駐車場に車を停めてハイブリッド電気バスで移動してダムの上部に出ます。ここには資料館があり豊平峡ダム建設の過程や札幌市の治水の歴史について学ぶことができます。

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冬の函館2015 Part3 [旅]

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  ※完全に軌道上から逸脱。横になり脱線した函館市電事故車両 臨時バスより撮影

旅の3日目

宿を出てお土産を買うため、また赤レンガ倉庫に向かう。市電停留所「湯の川温泉」から市電に乗るがここでアクシデントが発生した。市電が脱線事故を起こしたため「五稜郭公園」から先が運行していなかったのだ。湯の川~五稜郭公園の折り返し運行になっていた。臨時バスが出るというので五稜郭公園から乗ることにした。途中事故現場をバス車内から確認できた。事故概要はNHKニュースで。

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函館駅から赤レンガ倉庫までタクシーに乗る。黒の法人タクでプリウスだ。小型車初乗り550円。運転手は私よりだいぶ年配者だ。今日は年末とこの雪で忙しいとのことだが、やはり冬より夏が観光客で忙しいという。プリウスはFFなのでFRのコンフォートより雪道に強くよく走るが、雪が積もり段差のある路面では車高が低いのでバンパーを破損させることが多いという。衝撃に弱く直ぐ脱落破損するなど神経を遣うという。なるほど、雪道では除雪を行うので路面に段差が生じることが多い。そしてこのバンパーの部品が高いのが難点だと伺った。
空港に向かうバスの中で見掛けたのは、でんでん虫の個人タクシー。お客さんを乗せてFRのクラウン・セダンでケツを滑らせながら頑張っている。ご苦労様です!!


冬の北海道の旅は雪のためどうしてもリスクが高い。今回も天候悪化で条件付き(最悪の場合は羽田に引き返すか最寄りの新千歳などに着陸する)のフライトで、函館空港の滑走路除雪が追いつかず、すんなり着陸できなかった。青森県上空で1時間あまり旋回して待機するという事態である。考えるところ北海道新幹線が明年3月に開業するが、大雪の荒天といった天候でもない限り飛行機よりは雪に強いと思われるので函館に行く場合は新幹線の方がリスクは低いかもしれない。東京~新函館間の所要時間は4時間10分に決まった。飛行機に対抗するには4時間の壁と言われているが、冬の場合は新幹線の方が確実性があるように思うのだが。

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冬の函館2015 Part2 [旅]

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旅の2日目

雪は相変わらず降り続いている。時々晴れ間ものぞかせる天候だったので函館山に行ってみることにした。夜景と言えば函館山だが、雪景色の函館市内を眺望するのも良いだろう。今日は市電を有効に利用して移動してみる。市電を3回以上利用するなら600円の1日券がお得なので購入する。函館駅から十字街で降りて函館山に向かう。山麓のロープウェイ駅まで雪の坂道を徒歩で向かう。雪が止み晴れ間が広がっている。素晴らしい雪景色の函館市内を眺望できた。

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函館山の麓には老舗のレストラン五島軒がある。ちょうど昼時だったのでランチを食べに入った。創業明治12年から継承されたという「伝承の洋食&カレーコース」2,600円を注文する。内容はポタージュスープにコキーユとビーフシチュー盛り合わせ。イギリスカレーにサラダ、アイスクリーム、珈琲となる。「大変美味しゅうございました!!」と丁寧語になるのである。理由は平成10年に天皇陛下と皇后さまが五島軒を訪問された時の模様が写真展示されてあったからだ。

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このあと、市電に再び乗って五稜郭タワーに向かった。今度はタワーの上から雪景色の街並みを眺望しようということになった。断続的に雪は降り続き、時折吹雪模様の街を見下ろしてみる。五角形の星形の城郭に雪が一面に積もっているのも美しい景色だ。また、再建された箱館奉行所が雪の中に佇んでいる。箱館戦争が行われたこの五稜郭の地で歴史の変遷に想いを馳せる。

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本日の宿は湯の川温泉にある野口観光の「望楼NOGUCHI函館」エントランスから足を踏み入れるとモダンなデザインの館内が目を引く。受付カウンター正面奥には一際目立つ長いカウンターを配したバーラウンジ。ゆうに十数メートルあると思われるこの長いカウンターは1枚物の無垢の木だという。ホテルマンの接客も素晴らしく部屋も良かった。食事も夕食、朝食ともに美味しい。また泊まりたい宿だった。今回の宿で、ラビスタは満室で人が多く少しばかり辟易した。中国人など外人も多かった。ほとんどがアジア系。屋上の温泉も一杯で混んでいたので翌朝は内風呂にしたくらいである。それに比べて望楼はやはり値段が高いだけあって格が違う。ゆったりとくつろげる癒しの宿であり大人の宿という印象である。さすがミシュラングリーンガイドで三つ星を獲得しただけある。

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冬の函館2015 Part1 [旅]

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年末の休みを利用して2泊3日の予定で冬の函館に来た。
あいにくの吹雪模様だが北海道の冬らしくていい。 恐らく冬の函館は20数年ぶりではないだろうか。雪降る函館の街も風情がある。

旅の第1日目

宿は「ラビスタ函館ベイ」に泊まる。部屋の窓から見る雪景色は一幅の絵画を思わせる。雪の函館山と赤レンガ倉庫が一望出来る部屋が良かった。この日は赤レンガ倉庫を散策したあと、赤レンガ倉庫内にある「まるかつ水産」の回転寿司で夕食を取り宿で温泉に浸かりゆっくり休む。

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夏休みは今年も信州へ その3 [旅]

今日は、松本駅から「特急しなの383系」で長野駅に向かい、昼食を取った後お目当ての信濃鉄道の「ろくもん115系」で軽井沢まで行きます。
「特急しなの」は初めて乗ります。この列車は大阪、名古屋方面発なので乗っているお客さんも関西人が多い。後ろの席から関西弁のおばちゃんの声が聞こえてくる。(笑)





長野駅に初めて降り立つと、懐かしい長野オリンピックのロゴデザインが目に入る。
蕎麦屋を探すのが面倒なので駅から外には出ず駅舎内から隣接するショッピングモールにて蕎麦を食べることにする。2店舗蕎麦屋さんがあったが、なぜか以前上田市でも入ったことのある「草笛 長野店」に入った。
お姉さんに「天ざる大盛り」と言ったら、「大丈夫ですか?」と言われた。
「量が多い?」
「はい!1kgありますから。」(笑)
「じゃ、中盛りで。」
出てきた中盛り。これでも凄い量である。500gはあるのかな。1kgとはとてつもない量だろうと想像してしまった。なんだか蕎麦を味わうより、大食い選手権に参加しているような錯覚に陥ってしまった。大食漢の仲間入りである。肝心な味は、昨日行った好みの蕎麦だったお店と比較をすると普通としか感想を述べられない。普通と言っても信州なので東京よりレベルは高い。

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長野駅に再び戻り13時35分発の軽井沢行き(15時48分着)「ろくもん2号」3両編成に乗車する。私が乗る1号車は食事無しの座席指定で24席。2、3号車は食事付きの座席指定。2号車は28席、3号車は20席。

※Wikipedia しなの鉄道が2015年(平成27年)3月14日時点で保有している車両は、JR東日本から譲り受けた国鉄形電車の115系のみで、3両編成15本、2両編成7本の、計59両22本が配備されている。
                                                         Wikipedia 抜粋

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気になる食事だが、「ろくもん1号」では洋食のコースを、「ろくもん2号」では和食懐石料理。2号車、3号車を外から覗くと、既にテーブルの上に重箱が置かれてある。食事の中身が気になるところだ。
古い国鉄形電車の115系の内外装をリニューアルした「ろくもん」。外装はエンジ色系の塗装でシックに見せている。内装の壁面部、天井部は白の化粧パネル。窓は木枠風に荷棚も木製で造作、テーブルも木製。床もフローリング。全体的に白を基調にしたウッディで明るい内装を施している。3号車には格子模様の障子戸があり高級感を出している。また、子供たちが遊ぶスペースも用意されている。停車する要所の駅では、駅員さんが出てきて歓迎してくれる。饅頭、お土産を売ったり、停車時間を長く取って駅の敷地内にあるガーデニングされた庭を案内してくれるなど楽しませてくれる工夫もしている。JR西日本の超高級列車“ななつ星”の豪華さには及ばないが、我々庶民を楽しませてくれる身近な特別列車で大変良いと思う。旅行代理店にお願いしましたが夏休み期間は席を取るのが大変だったようです。

つづく

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 2号車
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                                   1号車


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夏休みは今年も信州へ その2 [旅]

鰻でお腹を満たしたあと、松本城の北側に位置する旧開智学校を見学に行こうと予定していたが、鰻屋で時間を要したため断念する。そこで、やはりどうしても食べたかった信州蕎麦を食べることになった。もり蕎麦くらいなら食べられるだろうと・・・。その旧開智学校傍にある「そば処 もとき」に入った。午後2時を過ぎているのにお客さんが結構入っているし、次々とお客さんが来る。繁盛しているようだ。

お品書きだが、「もりそば」が2枚になっていて1300円、「中盛り」は1枚800円。上さんはほとんど食べられないというので、中盛り2枚を注文した。ここの蕎麦は昔馴染みで通っていた鎌倉の蕎麦屋さんに似ていて好みである。残念ながら蕎麦を打ってから時間が経っていたので、ほとんど蕎麦自体が切れ切れになっていた。午後2時を回っていたから仕方がないだろう。ここのHPを見てみると有名人がいっぱい来ている。皇室の高円宮妃久子様もお見えになったとか。

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本日の宿は、松本駅からお迎えのバスで約30分。扉峠(とびらとうげ)にある「明神館」という温泉の宿。峠の山道は道幅も狭く結構山深いところにある。今回は部屋に露天風呂は付いていなかったが和室は広々として十分くつろげる。温泉はアルカリ性単純泉で無色透明。深さ1m20㎝の立ち湯もある。

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お楽しみのディナーはダイニングルームで。入口に扉は無いが個室のように仕切られていてプライバシーが保たれている。最近の温泉宿は個室又はこのように個室タイプに仕切られている宿が多く大変良いと思う。
メニューの一部を紹介するが、メニュー以外に契約農家から届いたという自家農園の野菜を出してくれた。色鮮やかな野菜が氷の上に盛りつけられ、みずみずしく大変美味しかった。小ぶりではあるが鮎の塩焼きも美味しかった。そしてメインディッシュでもある信州牛の炭火焼きはとても柔らかく甘みもあり美味しい。食後のデザートはシェフ自らが2種類のシフォンケーキを持ち込み、お好みのケーキにフルーツを盛り付けて楽しませてくれる演出も。
食事の良い宿で大変良かった。欠点と言えば携帯電話が圏外でネットも使えず残念だった。さすが標高の高い松本市だけあって車でわずか30分も走ると山深い処にたどり着くと言えるだろう。

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    つづく


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夏休みは今年も信州へ その1 [旅]

昨年に引き続き、今年も夏休みは信州になった。
特急あずさ9号で新宿駅を発ち松本駅に降り立った。暑さは東京と同じでなんら変わらないことを覚悟していたが、それにしても暑い。東京より湿度が少し低いくらいで、むしろ標高が高いので東京より陽射しが強い。調べてみると標高が595mで人口20万人以上の都市では日本一標高が高い街だというのだ。松本駅の駅舎上にある看板広告に現在の気温がデジタル表示されているが、40℃を示している。地上はそこまではないと思うのだが・・・この高い位置にある看板辺りの外気温を示しているのか、それとも地上のアスファルトの上を示しているのかは分からない。結構いい加減な表示だ。

本日の宿は松本駅から車で30分ほど走った山合いの扉(とびら)峠にある宿。宿お迎えバスの時間まで昼食を取ることにした。今回は信州名物の蕎麦ではなく、昨年来た時に見つけた鰻割烹料理「桜家」に行こうと決めていた。
駅前からタクシーに乗った。走り始めて正面から来る一般車両に運転手が何か合図をしている。・・・さらに、またもう1台一般車両が向かってくる。また運転手はすれ違った車になにやら合図をしてぼやきはじめた。何なのか!?
「どうしました?」
「ここ一方通行なんですよ!」
「えっ!逆走ですか。地方ナンバーの観光客でしょ?」私は言った。
「いや、地元の車ですよ。標識をまったく見ていないです。」運転手は呆れたように言った。
「へぇー!」
「警察もね、取り締まりをやらない。自転車の二人乗りなんか注意もしない。あの、オウムの松本サリン事件があったでしょ?ろくすぽ捜査もしないから別人を逮捕して世間を騒がせた。」
「なるほど。」
「役所ものんびりして、私と同じで仕事したくないんですよ!!」笑いながら言った。

松本の人たちの気質を少しばかり知ることができたのかも知れない。やはり地方には地方の良さ、住んでいる人々の気質や風土がある。地元の人に聞かないと分からないことが、同業であるタクシー運転から聞けて良かった。
そんなわけでお目当ての鰻屋さんに着いた。大正9年創業の老舗のお店です。予約無しで飛び込むと、日曜日の昼時ということもあり、既に3組くらいが待っている状況。待合いの席で20分、席に着いて注文してから30分、所要時間50分でご馳走が出てきた。鰻ゆえに焼くのに時間が掛かるのは致し方ない。私が注文したのは特上中入り丼で4200円。上さんは、ひつまぶし3350円。ここは重はなく、器は食べやすい丼にしているという。さっそく鰻の身に箸を入れる。しかし、身は崩れない。執拗に箸で突っつき身をこじ開けようとする・・・。表面が硬い。そこでふと気が付いた。そうなんです。関西の鰻調理法で関東のように蒸さないわけです。納得して鰻を堪能することにする。表面は硬めだが身は柔らかい。鰻の切り身を丸ごとそのまま箸でつまみ、口にもっていくのが良いだろう。そのため、身は関東なら通常二切れだが、ここは食べやすいように数切れに分けている。蒸した鰻の切り身なら、箸で少しずつ崩してご飯と一緒に口に放り込む。やはりこれに慣れているから違和感があった。味は、それなりに美味かった。また機会があれば来てみたい。あと、ここは「うなぎの笹むし」が名物みたいです。

この「桜家」さんの真向かいに蔦の絡まる洋風建物のお洒落なフランス料理店「鯛萬」があります。
つづく

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冠雪した羅臼岳 [旅]

昨年秋に行った知床峠で羅臼岳を撮ってきました。
いびつな形をしている山ですが冠雪すると美しい表情を見せます。夕陽に赤く染まる羅臼岳も美しい。

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寝台特急列車 [旅]

つい先日10年来お世話になっているお客様にご乗車いただいた。いつも電話を頂くときは、私の出庫時間に合わせてくださる。銀座のお店から連絡を頂くのだが、お店で飲みながら待ち合わせ時間を調整してくれるのだ。大変恐縮している。中々この様に気を遣っていただくお客様は少ない。本当にありがたいことである。

いつも車中では世間話で盛り上がる。景気や政治、車など趣味の話や、子供の頃の話、はたまたお客様の会社の話など話題は尽きない。年齢もほぼ同じなので話が合う。何か、ぶれない哲学を持った方で男気を感じる。私は何よりもこのお客様の人間味溢れるその人間性に惹かれる―。

嬉しいお話を伺った。奥様と2人でこの冬、寝台特急列車カシオペアで真冬の北海道旅行に出かけられるという。北斗星は今年8月に完全引退することが決まっていてカシオペアも北海道新幹線の運行に伴い引退になる予定である。旅の想い出ともう乗れなくなる寝台特急を乗り収めておこうというのだ。食堂車でフランス料理のディナーも予約されたそうだ。童心に返ったかのように嬉しそうに語るお客様を微笑ましく思った。私も昔一度だけカシオペアに乗ったことがある。北斗星は2回くらい乗ったことがあるかな。勿論また乗ってみたい。羨ましい限りである。

現代はスピード社会。それを象徴する長距離移動の手段も飛行機や新幹線が主流。いかに早く目的地に到着できるかを眼目に置いている。旅の移動手段とて同じである。昔は当たり前の様に移動には時間を要したものだが、今や列車でのんびりガタゴト揺れながら車窓を眺め時間を掛ける列車の旅こそが贅沢な旅になっている。


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男の旅2014 秋 Part3 道東編 [旅]

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本日は厚岸町に向かい本場厚岸産の牡蠣を堪能する。
ウトロの宿をあとにして、斜里町から国道391号をJR釧網本線沿いに南下して弟子屈町を経て標茶町から東に抜ける道道14号厚岸標茶線で厚岸に向かう。

弟子屈町手前の川湯温泉にほど近い摩周湖。曇っているが霧が掛っていないようなので行ってみた。8年ぶりに来た摩周湖。神秘の湖は変わらぬ表情で人を寄せ付けない手つかずの、ありのままの自然の姿で人々を魅了する。世界で1、2番の透明度を誇る。理由は、カルデラ湖の周囲の地形が崖で急傾斜になっているため人が容易には入れないからだ。季節、天候によっても様々な表情を見せる。今日の摩周湖は曇天の下、湖面の色は深みのある濃紺色に染まり、風が強く吹き荒み湖面に波紋を広げている。体感温度は3℃以下だろう。手がかじかんでくる。これから雪に覆われ長い冬の訪れを告げる自然の荒々しさを感じさせる摩周湖だった。

標茶町から道道を厚岸に向かう道の両脇には酪農家の牧草地帯が点在し、のどかな風景を車窓から見ることが出来る。
厚岸産の牡蠣を堪能出来るのは道の駅の中にあるレストラン。生牡蠣と焼き牡蠣をいただいた。海のミルクと言われる期待を裏切らない新鮮で濃厚な味を出す牡蠣を堪能出来た。

厚岸から、未だ行ったことのない塘路湖(とうろこ)に向かった。塘路湖は周囲17㎞ほどで水深が7mの小さな湖だ。湖畔にある資料館を訪問してみた。幻の淡水魚イトウ、ウナギ、ドジョウ、フナをはじめ多くの淡水魚が生息する。冬には湖面が結氷してワカサギ釣りが盛んだという。このあと、日本最大の広大な釧路湿原の中に車を走らせた。久しぶりに未舗装のダートを走る。湿原を流れる川を覗いてみた。陽が沈む前の静寂の中、立ち枯れた草木の中に囲まれた川水はよどみなく滔々と流れている―。都会の喧騒を忘れさせてくれるひと時だ。

湿原の中を抜け釧路に向かう途中、鶴居村辺りで丹頂鶴に遭遇した。頭が赤い。間違いない。数十羽の丹頂鶴が刈り終わった畑の中で餌をついばんでいる。丹頂鶴は絶滅危惧種に指定され、国の特別記念物に指定されている。丹頂鶴は、ここに生息している丹頂とシベリアなどから越冬する丹頂鶴が生息しているという。餌付けは保護しているためだ。
鳴き声も聴いた。餌を巡って喧嘩をしているのだろうか。初めて見た野生の丹頂鶴は意外と小さな体をしている。道路脇から見たが、被写体までの距離もあり、しょぼいカメラでは思うように撮れなかった。300㎜以上の望遠レンズが欲しい。やはり真っ白な雪原に佇み舞う丹頂鶴が映えるだろう。

旅の総括

知床五湖に行けなかったのが心残りだが、メインである知床で天候に恵まれたのは幸運だった。そして、何といっても羅臼のすし屋さん「鰍」で堪能した北の海の幸は忘れられない。
宿は、どこも源泉が湧き出でる温泉で良かった。釧路で泊まった「ラビスタ釧路」も良かった。ビジネスマン御用達の“ドーミーインホテル”チェーンを展開する(株)共立メンテナンスだ。相棒はここの常連でファンでもある。格安な価格で屋上や最上階に温泉が必ずあるのが良いね。以前私も「ラビスタ函館」に泊まっとことがあり良い印象があった。
遊んだ後は、仕事をがっちりやる。それが、次の旅にも繋がる。

 終わり

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男の旅2014 秋 Part2 道東編 [旅]

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荒天から一夜明け雨は上がった。道東方面は快晴の予報が出ているが未だ雲は厚い。
今日は世界自然遺産知床周辺を散策する。既にウトロ港から出る観光クルーズ船は朝7時の時点で海がしけているため中止になった。

のんびり羅臼の宿を出て知床峠に向かう。知床半島の紅葉はピークを迎えている。鮮やかに彩られた木々に囲まれた道を疾走する。羅臼岳の頂きは雲に覆われているのだが、山肌には真っ白な雪が見える。昨日は知床峠が降雪のため通行止めになっていたが、通行規制は解除された。路面の凍結はない。
知床峠の頂上に着くと、羅臼岳が眼の前に迫るように裾野を広げそびえている。西の空、網走方面のオホーツク海側は晴れ間が広がっている。知床半島と東側の空は昨日の低気圧の影響で未だ雲はあるが、所々晴れ間が広がってきたのが分かる。風が強く雲が流れている。恐らく、これから雲が取れて冠雪した羅臼岳の全貌が姿を現わすに違いない。東側をよく見ると細長い島は現在ロシア領の国後島である。実に近いと感じる。峠を下りて知床五湖に向かうが、入り口に来ると工事のため通行止めになっていた。後に聞いたのだが、駐車場の工事のため例年より早く14日から今年の五湖に通じる道路は冬期閉鎖になったという。残念至極である。紅葉した木々に囲まれた美しい五湖の後ろにそびえる冠雪した羅臼岳という風景を頭の中で想像していたが、叶わぬ幻に終わってしまった。

五湖に行けないのでカムイワッカ湯の滝に向かう。上流では硫黄山から湧き出る湯が川に注ぎ込まれているという。ここの入り口から、流れる川の中に足を突っ込んで斜面を登って行き、たどり着くと窪みに溜まった湯に浸かれるというのだ。川の中に手を入れてみた。絶え間なく斜面から流れてくる湯もこの辺まで落ちてくると、ほとんど冷めている温度になっている。

雲が取れた羅臼岳を見ようと再度向かった。快晴に晴れ渡るオホーツク海は眩く光を放ちマリンブルーが美しく映える。雲が取れ冠雪した美しい羅臼岳が眼に飛び込んできた。知床峠の頂上に向かいながら、様々な場所から写真を撮りまくる。羅臼岳は、ちょっといびつな形をしている山で美しい山とは言えないが、冠雪した姿はなぜか美しく映る。このあと、斜里町まで足を伸ばした。遠くに見えるのは冠雪した斜里岳だ。山頂が尖っていて、山らしい荒々しさを感じる美しい姿をしている。最後に、夕陽に染まる羅臼岳を写真に収めて宿に入った。

つづく

       

男の旅2014 秋 Part1 道東編 [旅]

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  ↑ブドウ海老とメンメ(キンキ)の刺身

昨年の今頃、稚内への旅がこともあろうに台風が東京を直撃して延期を余儀なくされた。その記憶も覚めやらぬ1年後に、またしても旅立つ日に台風が東京を直撃するという危機に見舞われた。
半年も前からこの日を楽しみにしていた相棒は「何でこうなるんだよ!」としきりにぼやいた。2年連続台風直撃に当たるというのも極めて稀であろう。ふつうは、当てようにも当てられないものだ。(笑)
"嵐を呼ぶ男"、"雨男"のレッテルは返上出来まい。相棒は出発日の3日前から台風の進路に気を揉み過ごしたのである。スマホで気象情報と睨めっこの日々が続いたという。(笑)その心労たるや大変なものである。その切なる思いの甲斐があって、台風は夜明け前に東京を通過。時間差で事なきを得た。諸天は俺たちを見放さなかったー。

台風一過で快晴の羽田を後にする。台風は東の海上に抜けたが、目的地の道東は影響を受けている。現地は荒天だが、これだけは目をつぶろうということになった。旅の予定変更をせずに済んだという安堵からである。到着は午後1時を回るので、空港に着いたら寄り道をせず70キロ余り走り羅臼の宿に向かうだけだ。そうこう話しているうちに、初めて降りる根室中標津空港に着陸態勢に入った。しかし、いつまで経っても機は降下していないことが分かった。そのうち機長からアナウンスがあり、「翼に付いているフラップが作動しなかったー」という仰天のアナウンスが。フラップが作動するようになったので、これから着陸するという。これもまた、気を揉む一幕であった。

旅の第1日目の楽しみは、羅臼の寿司屋さん「鰍」(かじか)である。羅臼は言わずと知れた美味しい魚が獲れる漁港としても有名。以前NHKでも紹介されていたが、知床半島周辺海域の豊富なプランクトンが海を豊かにしているという話だ。

相棒は、5年前にここを訪れていて「あの時食べたキンキの刺身が忘れられないー」というのだ。
早速、そのキンキの刺身が出てきた。北海道ではメンメと言う。実に脂がのっていて美味いの一言。鮮度が違う。というよりは、キンキの刺身なんかは東京でも滅多には食べられないだろう。続いて出てきたのは、ブドウ海老だ。頭の身をすすり、身をがぶりつく。これもまた実に美味で同じく滅多に食べられない。東京の一流何処ろの寿司屋では、何と1匹5千円はするという。オヤジさんのお勧めは更に続くー。次はスケソウ鱈のルイベ。美味いと叫ぶ!!次は"おひょう"の 縁側。脂がのっていて、これも美味。平目の縁側とはまた一味違う旨味がある。次にずわい蟹の内子ルイベ、たらば蟹の内子ルイベ。酒の肴に最高の海の逸品ばかりが出てくる。そして、忘れてはならないのが羅臼産のホッケ。脂の乗り、味は最高でこの定番のホッケこそ一番かも知れない。これを食べると東京辺りで出てくるホッケなど食べられない。次にキンキにバターを垂らしてムニエルで頂く。美味い、旨いと唸るしかないー。感嘆の連続である。最後に羅臼昆布で出汁を採ったお吸い物で締めた。毎年来たいというのが感想である。ここもまた、稚内の寿司屋さんのようにご夫婦で切り盛りされて、地元に愛されているお店だ。ミシュランガイドのフランス人社長も訪れたということです。勿論覆面で。北海道版ミシュランガイド2012に一つ星で掲載されています。

旅はつづく



夏休みは上高地・松本市へ [旅]

夕べはお盆休み前の金曜日ということもあり、深夜の歓楽街には人出が見られた。しかし、年齢層は若い人たちが多い。家庭を持っているサラリーマンの姿は少ないと感じる。夏休みを家族で過ごすため奥さんに「早く帰って来い」と言われたに違いない。故に我々のタクシー需要もそこそこといったところで終わった感がある。明日からは、戦々恐々の日々が続く事になるだろう。乗り越えなければならない試練である。

私もタクシーの景気が上がらない中、今年も巷よりも一足先に夏休みを取った。今年の夏は北海道を避けて長野県の上高地と松本市に向かった。この時期西日本、北日本が悪天候だったのでこちらを選択したのが幸いだった。

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上高地へ
新宿駅からあずさ3号で松本駅へ。松本駅に降りると曇り空のせいもあるが、涼しく空気が違うと直ぐに感じた。東京と比べると湿度が低い。松本駅からは松本電鉄で新島々(しんしましま)駅の終点へ。この電車の顔を見ると、どこかで見た顔である―。京王井の頭線で使用された車両の改良型ということです。上高地に向う登山客や観光客の交通手段としては欠かせない路線。新島々駅からは上高地行きの路線バスに1時間少々乗る。上高地へ行くのは今回が2回目。以前はマイカーで行った記憶があるので調べてみると、1996年から期間限定の規制から全面規制になったとのことです。なので・・・18年以上も前に訪れたことになる。
上高地に到着すると一段と涼しく空気が旨い。さすが標高1500m、最高の避暑地である。日曜日の午後ということもありバスターミナルには帰る人、到着した人など多くの登山客、観光客でごった返していた。ここで有名な景色は河童橋とその後ろにそびえる穂高岳の姿。残念ながら厚い雲が垂れ込め全景が見れない。今日は、これから明神池まで行って戻ってくる約2時間あまりのハイキングコースをてくてく歩く。小雨が時々降ってくるような天候。明神池は午後にも関わらず湖面には所々モヤが漂っている。湖面に冷気が流れ込み温度差で生じるのだろう。―神秘的な景観である。
本日の宿は河童橋そばの大衆ホテルに宿泊。上高地帝国ホテル泊といきたいところだが、トップシーズンの1泊5万では断念せざるを得ない。

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↑神秘的な景観の明神池

翌日は、大正池までのハイキングコースを1時間ほど歩く。
大正池は大正年間に焼岳の噴火で梓川が堰き止められて出来た池である。湖面には水没して立ち枯れた木々がそびえ、ここもまた所々モヤが漂っていて神秘的な景観である。帰りに泊まれなかった上高地帝国ホテルに立ち寄りお茶にする。赤い屋根が際立つ建物外観はクラシカルでヨーロッパの山荘風。風情のある佇まいだ。松本ナンバーの個タク(でんでん虫)がお客様を迎えにきていた。観光シーズンの稼ぎ時、頑張っているね。

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↑大正池

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↑上高地帝国ホテル

星野リゾート「界・松本」

旅の2日目は松本市内の浅間温泉にある星野リゾート「界・松本」でゆったり過ごそうというのが目的。上高地帝国ホテルに泊まらない分をこちらで贅沢をしてみた。最上階の5階にある露天風呂付きの部屋は、二間が有り広さは60㎡はあるだろう。トイレが二つに洗面所の洗面ボールも二つ完備されているゆったりとした部屋だ。

業界に新風を起こしている星野リゾート。初めて泊まったが、スタッフは20代、30代といった若い人ばかりというのが目に付き好感が持てる。また、接客も良い。建物やインテリアにも凝っている。建物外観は、円柱状の部分が一際目立つ。中に入るとロビーホールの円形に納得がいく。天井高も相当高い。円形ドーム型の天井は、まるでイスラム教のモスクの中を想像する。声が響き渡る。音響が良いことから、夜はミニコンサートが開かれる。今晩は、ピアノとアコースティックギターのデュオだった。中庭には川庭を演出している。上高地や梓川をイメージしているのだろう。小さな滝も作られていてとても爽やかに感じる。食事は朝、夕食とも個室でゆったりとプライベートで食事が出来るのも嬉しい。全国展開している星野リゾートホテルはまた泊まってみたいホテルの一つである。

松本城と蕎麦
今朝の松本市内は晴れ渡り、じりじりと暑くなってきた。木陰は涼しい―。
初めて訪れた松本城。天守閣を最上階まで登ってみた。上に登るほど急こう配の階段になり、観光客の行列渋滞に遭う。過去に上田城に入ったことがあるが内部はここもいたって簡素だ。使用されている木は原木の柱や梁。床も勿論無垢の木だ。堅牢な作りなのだろう。
余談ですが、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」「風林火山」で有名な武田信玄の戦略と戦術で勝利の要諦となる名言。勝敗を決する決め手は、堅固な城ではなく、人の力である。 個人の力や特徴を掴み、才能を十分に発揮できるような集団を作ることが大事である。戦国時代、城を落とすには3倍以上の兵力が必要だという。 堅牢な城とは籠城できる人数で決まるとか。故に「人は城、人は石垣・・・」となる。

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↑良い字だね

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松本城の歴史を学んだあとは昼食に向かう。
長野県は蕎麦のメッカ。ここ松本市内も蕎麦屋さんの看板が目立つ。昨日1軒目に入ったのが松本駅の「榑木野」くれきの松本駅舎店。天ざるを頂いたが、石臼挽きの蕎麦も中々の風味で美味しい。天ぷらは自社栽培の野菜というだけあってこれもまた旨かった。本日の昼は、松本城にほど近い老舗の「こばやし」本店に入ってみた。二枚重のもりを注文すると生わさび1本とすり下ろし金が付いてくる。ごしごし擦って蕎麦が来るのをしばし待つ。二八蕎麦を頂く―。ここもそれなりに美味しいが個人の好みが分かれるところ。私の主観だが、比較すると「榑木野」さんの方が好みだった。


男の旅2014春 宗谷本線の旅 Part3-2 [旅]

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 雲の中から顔を出す雪解けが進んだ美しい利尻富士


旅の総括―
今回、地上からは曇天のため利尻富士は見れなかったが、機上からばっちり利尻富士を見ていたのだ。稚内空港に着陸直前、雲の中からぽっかり頭を出す利尻富士である。友人は席が反対だったため見れなかった。

残念なのは、ご当地のグルメである「馬糞ウニが食べられなかったこと、春の花々が見られなかった」ことである。
実は、私たちが出発する日を境に、翌日あたりから航空運賃、宿代、レンタカー代の全てが高騰するのである。
+3万円にはなるというのだから、貧乏人の我々には厳しいものがある。サロベツ原野で有名なエゾカンゾウが咲くトップシーズンの6月中旬以降ともなると結構な旅行代金になるであろう。年に数回も北海道を旅行するには節約する術も必要である。
次回は10月に知床、羅臼、釧路の旅を予定しております。

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男の旅2014春 宗谷本線の旅 Part3-1 [旅]

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 国鉄キハ54形気動車 酷寒地仕様 ディーゼルエンジン250PS×2基搭載で力がある。

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 国鉄キハ40系気動車 ディーゼルエンジン1基のため力がない。


旅の2日目。稚内駅から旭川駅に向かう列車の旅である。貴重な旅の1日を、古臭い鈍行列車の中で5時間も揺られて過ごすという無謀な計画だ。計画したのは鉄道マニアの友人である。普通の人であれば「こんな旅はつまらない―」と言って怒り出すに違いない。(笑)
彼は、宗谷本線マニアなのだ。というよりは道北、道東のローカル線をこよなく愛するマニアである。―どうやら、タイムスリップをして昔の情緒に浸りたいらしい。よくよく考えてみると、私も鉄道マンの息子。血が騒ぐのか、乗り物は好きだから抵抗はない。

JR稚内駅から旭川駅への普通列車運賃は5400円。距離は242.7キロで所要時間は5時間12分あまり。
鉄道マニアではないので、鈍行列車でこんな距離を乗るのは私の人生でも記憶にはないくらいである。そういった意味では、貴重な体験といえよう。稚内駅から名寄駅までは、“国鉄キハ54形気動車” の単行列車(1両編成)で、名寄駅から旭川駅までが“国鉄キハ40系気動車”2両編成となる。

稚内駅を発ち、次の南稚内駅を過ぎると、名寄駅まではどの駅も無人駅で、中には駅舎が見当たらない駅もあった。過疎地を走る廃線寸前の路線ということが言えよう。利用客が少ないので保線などの維持管理等で赤字路線に違いない。冬期には除雪車も入れなければならない。

車窓を楽しむ―
キハ54形気動車は国鉄車両なので、窓は懐かしい上下に開くタイプ。友人は私に譲ることなく真っ先に一番いい席を陣取って窓からの景色を最後まで楽しんでいた。童心に返る彼の姿を見て微笑ましく思った。本物の鉄道ファンである。

広大なサロベツ平野には牧草地が点在し、所々牛の放牧も見られた。幌延から士別辺りまで天塩川沿いに走る。天塩川を見降ろす風景が幾度となくあり良かった。
ところで、楽しみにしていた車窓からの春の景色だが、現地の人によると、昨年と比較しても今年の春は寒かったというので開花も遅れたのだろう。緑の草原に若干たんぽぽが咲いていた程度なので残念である。線路脇にはエゾノリュウキンカもほんの少しだが見られた。ほとんどがクマ笹ばかり。(笑)

稚内駅を発つ時は列車内には暖房が入っていたが、幌延を越えた辺りから外気温が上がり始め、車内は熱気に包まれた。名寄駅では真夏の日差しを受ける。後にニュースで知ったが、この日石北線が通る遠軽町では全国最高気温33.7度を記録したというのだから驚きだ。暑かったわけである。

比布(ピップ)駅を離れ石狩川を横切るともう旭川である。着いたのは午後4時を回っていた。駅舎で少し時間調整をして、友人が勧めるジンギスカン「大黒屋」に行ってみた。午後5時オープンのお店に1番乗りで入った。1時間のみの制限時間付きだ。小上がりとカウンターの店内。火力は炭で七輪の上に定番のジンギスカン鍋。肉を置くと煙がもうもうと立ち上る。生ラムジンギスカンが実に美味かった。2人で6人前くらい食べた。(喰い過ぎ)オーストラリア産だというこのラム肉。良い肉を使っている。酒も飲んだとはいえジンギスカンで1人5千円とは結構なお値段である。

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男の旅2014春 宗谷本線の旅 Part2 [旅]

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旅の第1日目、夜の宴は半年ぶりに行く稚内市内の鮨屋さん。
最初に出て来たのは、エゾ馬糞ウニにムラサキウニ、実はこの馬糞ウニとムラサキウニは地元産ではない。予め頼んでおいたのだが、未だシーズン前ということで、入手は厳しいと聞かされていた。試験的に採り入荷する場合があるので、それを狙っていたのだが、ここ数日海がしけていたので船が出ず揚がらなかったのだ。そんなわけで札幌から取り寄せたウニだというので、恐らく積丹辺りのウニであろう。塩水漬けなので問題なく美味い。
トキ鮭は絶品であった。脂が乗っていて、まるでトロのような食感と味が口に広がる。日本酒が進むことうけあいである。

2代目の息子さんと寿司談義になった。数年前の話だが、あのオバマ大統領と安倍首相も訪れた銀座の"すきやばし次郎"に食べに行ったという。その時の模様を詳細に語る息子さん。店主である次郎さんの一挙手一投足を覚えているという。ネタのほとんどは北海道産だという。築地の"すし大"にも足を運んだという。私はどちらにも行ったことはないが、お客さんがよく"すし大"の話をしているのを耳にする。何でも相当な行列の出来るお店らしい。息子さんも美味しいと言っていた。東京は金さえ出せば美味しい物が食べれる。高くても売れるから美味しい食材が全国から集まる。
研究熱心で頼もしい後継者だと褒めると、お上さんの顔もほころんでいた。



男の旅2014春 宗谷本線の旅 Part1 [旅]

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羽田からの機内は満席だ。ほとんどが高齢者の観光客で、年齢層は65歳〜70歳代といったところであろう。恐らく利尻、礼文へ行くのだろう。皆さんとても楽しそうに機内で過ごしている。
機は午後12時20分稚内空港に定刻通りに着いた。
出発前の気になる現地の天候は晴れのち曇りだったが、ほぼ曇天という天気で晴れ間が東の空にほんの僅かに見えるくらいだ。空港から外へ出ると風があって肌寒い。長袖シャツ1枚では寒いくらいだ。
レンタカーを借りて稚内港の近くの北防波堤ドームに行ってみた。1隻の船が艇泊している。船体横船首付近にはブルーのラインと"JAPAN COAST GURD"という文字。ここの海域を守る海上保安庁の巡視船PL72"れぶん"1000トン型である。

この後、利尻富士を見るためにオロロン街道に向かったが、やはり曇天のため見ることが出来なかった。山裾さえも見えないので、利尻島が何処にあるのかすら分からない。
諦めて利尻富士のビューポイントを離れ、明日の列車で車窓から見える花々の開花状況を見ようとサロベツ原生花園に向かった。ところが、原生花園の湿地帯にはほとんど花が咲いていない。所々ごく僅かに黄色い花が点在しているのは、湿地帯以外の草原に咲くタンポポだけ。5月に咲く黄色いエゾノリュウキンカは確認出来ない。これはあまり期待出来ないかもしれない。5月に咲く花はエゾノリュウキンカの他にミズバショウ、紫が鮮やかなショウジョウバカマなどがある。
つづく




男の旅2014春 宗谷本線の旅 [旅]

明日より、「男の旅 2014春 宗谷本線の旅」連載します。
昨年の初冬から半年、再び稚内に飛びます。
今回のメインは、稚内から鈍行列車に揺られて春の宗谷本線を旅します。もちろん利尻富士も見に行きます。
旅といっても、稚内駅から旭川駅行きの鈍行列車に5時間あまり乗っているだけです。車窓から見渡す春のサロベツ平野には、新緑の木々や花々が咲きほこり、心を和ませてくれることでしょう。これは特急列車では味わえない、鈍行列車ならではの車窓が広がります。
是非ご覧ください。


男の旅 Part3 [旅]

11月14日、今日は旅の最終日だ。
午前6時過ぎ、目が覚めると窓のカーテンから洩れる光がやけに明るいと感じた。カーテンを開けると東の空は晴れ渡り太陽の光が眩いばかりに輝いているではないかー。
「これは期待できるぞ!」と、隣の部屋の友人を起こした。エレベーター脇の西側の窓を覗くと、こちらも晴れ渡っている。
午前9時過ぎにホテルをチェックアウトして、レンタカー屋に向かった。前日の打ち合わせで晴れていなければ、のんびり帰り支度をしてバスで空港へ向かう予定だった。好天を半ば諦めていたところに、降って湧いたような幸運かもしれない―。

今朝は気温も高く道路の雪は解け始めている。オロロン街道に入ると、既に轍(わだち)の部分は解けている。
前日とは打って変わって春先の陽気である。―これから、ここも根雪になり人を寄せ付けない厳寒の地吹雪地帯になるのであろう。
 
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そして―、ついに晴天の下、キラキラと輝く海に浮かぶ雪化粧した利尻富士が姿を現した。思わず友人と息を呑んだ。何と美しい姿であろうか―。冬の到来を告げる初冬の利尻富士は、うっすらと積もった雪化粧。山肌がまだ所々黒く、これもまた風情があり良い。昨日の垂れ込めた雲に覆われた利尻富士も幻想的な山の美しさを感じる。友人は過去(10月)にサンセット、夕日に赤く染まる利尻富士を観たという感動を語ってくれた。
四季折々の山の表情を見せてくれるのだろう―。日本最北端の厳寒の地にふさわしい美しい山である。

今度は是非とも利尻島に行ってみたい。
旅の全てをプロデュースしてくれた友人に感謝します!

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男の旅 Part2 [旅]

11月13日午前4時半、ホテルの窓から外を覗くと辺りは未だ闇夜に包まれている。見下ろす道路には水銀灯に照らされた眩いばかりの白い雪が―。
新雪が降り積もっていることが分かった。未明に降り出したようだが雪は止んでいる。降雪量は5㎝くらいだろうか。早速、ホテルの最上階にある温泉大浴場に行き、湯につかる。
今日こそは利尻富士の全景が見えるように―。

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天気は曇りだが、昨日よりは雲が厚くない。午前9時過ぎにオロロン街道に向かった。気温は1℃前後。路面は雪に覆われて圧雪状態だ。路面温度は氷点下であろう。新雪の圧雪路面はよく滑る―。特にオロロン街道は海から吹きつける風が強いので路面温度は低いままだ。

相方は卓越したラリードライビングテクニックを持つ男。レンタカーのコルト(FF車)をタックインで果敢にコーナーを攻める。このままではビューポイントに着くまでに路外転落は免れないだろう―。この時ほど4点式シートベルトとヘルメットが欲しくなったことはない。(笑)
そんなことを思っていると―、「あっ!」
直線道路の前方左側に白い小型自動車が斜めになってフロント片輪を路外に落として止まっているではないか。近づくと日産の小型車だった。どうやらスリップしたのだろう。右前輪が落ちていて、車体が斜めになり路外に下がっている状態だ。左後輪は宙に浮いている。状況を確認するために車を降りた。中にはOLさんと思われる女性一人がじっと運転席に佇んでいる。我々に気が付き助手席の窓を降ろしてくれた。
「大丈夫ですか?」
「はい!大丈夫ですJAFを呼びました。」
「そうですか! ・・・では失礼します―」
遠慮しがちで、脅えているような言葉を感じた。男二人だから警戒心もあるのかもしれない―。それよりも、スリップした動揺があるのだろう。怪我の様子もないようだ。午前中で車もたまに通るから大丈夫だろう。

便利になったものである―。昔と違い携帯電話一つあれば、こんな原野の中でも助けが呼べるのである。昔だったら、スノーヘルパー等を使い自力で車を脱出させるか、通り掛かりの車に助けを求めるか、自力で歩かなければならない。冬であれば遭難もしかねない。しかし、女性である。
しかしながら、助けるにも助けようがないと思った。足元の路面がツルツルなので踏ん張れないから押せないのだ。スコップも無い。小型車同士ではけん引ロープがあっても脱出道具が無いので困難を極める。男二人で本気になれば脱出させることはできるだろうが―。JAFを呼んだと言うので、余計な手出しは無用である。現場を後にした。

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今日の利尻富士は7合目から上までが雲に覆われている。もしかしたら雲が取れるかもしれない―。そんな気持ちで現場に到着した。なんと幻想的な利尻富士であろうか―。しばらく眺めていると・・・、都会の喧騒を忘れ、時間が止まった感覚に陥ってしまった。心の休まる時が過ぎる―。
結局、今日も全景が観れぬままに終わった。

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オロロン街道を左折してサロベツ原生花園の中を通り豊富に向かった。目当ては昼食のジンギスカン。町を散策するもどこにも無い。小さな町では駄目かと幌延まで足を伸ばした。しかし、ここにも営業している飲食店など見当たらない。結局、幌延の外れにある「トナカイ観光牧場」のレストランに入った。メニューにはトナカイの肉が食べれる料理がある。苦笑してしまった。トナカイを観た後にそれを食べるというのか。人間ほど残酷な動物はいない。雑食性動物の最たるものである。そう言いながらも、ジンギスカンも羊である。(笑)
私は山菜うどんを食べ、相方はオムライスを食べて帰路に着いた。

 

今晩の夕げも鮨屋。何を出してくれるのだろうか。目玉はキンキの煮付けだ。身が締まって大変に美味しかった。創作料理は宗谷産牛のサーロイン入りビーフシチュー。これも最高に旨い。刺身類はホッキ貝と貝ひもの刺身を味わう―。

食の話はこの辺にして。何より楽しくもあり勉強になったのは、ここの店主であるオヤジさんとの会話である。非常に見識のある方で、政治談義は大変勉強になった。このお店は地元の政財界のお客さんも来るし、たまには東京から芸能人も来る。若造の私が言うのもおこがましいが、様々な人に接し培われた賜物ではないだろうか。何よりも謙虚で誠実な人柄のオヤジさんだ。二代目の息子さんと一緒に切り盛りしているが、まだまだ現役は譲れないと言う。生涯現役である―。職人魂がそうさせるのである。仕事の研究心も怠らない。札幌、小樽の有名処の寿司屋は全て見て回ったという。儲けるために店舗を拡大させるようなことはしたくないと言う。「経営人ではない。職人なんだから―」地元で55年、地域に根を張り地元に愛される店が良いとおっしゃっていた。職人魂が光るではないか。

つづくー

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男の旅 Part1 [旅]

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 稚内市内
 
日本広しといえども気象庁の天気予報が全く当てにならない地がある―。
ロシア領に近い日本最北端に位置する稚内市と利尻島、礼文島を含めたその周辺地域である。北海道の大地の上部先端部分だ。東はオホーツク海、西は日本海、北は宗谷海峡ロシアからの海風が吹き荒む(すさぶ)。特に冬の天気は山の天気のように刻々と変わる。高い山が無いから地吹雪多発地帯でもある。
恐らく夏休みのシーズンでも利尻・礼文の旅行を計画して天候に恵まれなかった旅行者が数多くいるのではないだろうか。好天に恵まれる確率は非常に低い。どんな旅行でも荒天は台無しだが、ここほど悲惨になることはあるまい。何も無い処なので景色が観れなければ、楽しみは食べるだけである。おまけに遠方なので航空運賃も高い。天候の良し悪しで楽しい旅にもなるし、つまらない旅にもなるリスクのある地なのだ。とにかく好天に恵まれる事をひたすら祈り続け当日を迎えたのであった―。

旅の目的は、第1に晴れた日に利尻富士の全景を撮影すること。第2に稚内市で1番美味しい鮨屋で海の幸を堪能すること。第3にその周辺を探索することである。
 
11月12日、稚内市の天気予報は曇りのち雪。羽田から天候不順の条件付きフライトが出ることなく安堵した。約1時間半のフライトで定刻に無事着いた。着陸前、上空から見ると宗谷地方の大地はすっかり雪景色になっていた。鉛色の雲が垂れ込め空は灰色一色だ。幸い時々雪がちらつく程度で曇り空。
 
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 ↑この写真ですが東側のオホーツク海側は晴れ間もあるのですが、西側の日本海は鉛色の厚い雲に覆われています。
 
 
空港からレンタカーを借り、一路日本海側の「オロロン街道」に向かった。目指すは利尻富士のビューポイントである。その前に、連れのオジサンが鉄道ファンなので究極の宗谷本線ローカル駅、抜海駅(ばっかいえき)に向かった。とても現役の駅舎には見えない。もちろん無人駅である。廃止駅と言っても過言ではないだろう。ただの原野の中にある駅なのだ。降り積もった駅のホームに立った―。映画「鉄道員」(ぽっぽや)を連想した。
 
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 ↑オロロン街道
 
この日の利尻富士は、すべて雲に覆われていてまったく山の存在自体が確認できずに終わった。ビューポイントで1、2時間は待ったであろう。諦めて豊富温泉を目指したが、時間になったので途中で引き返し、また利尻富士のビューポイントで30分ほど居座ったが結局厚い雲に覆われ確認できず引き揚げた。
 
 
今晩の夕げは稚内市で1番美味しい鮨屋さん。
酒の肴は次の通り、蟹子、ボタンエビの子、ボタンエビ、つぶ貝、アワビ、ヒラメ、ホタテ、白子、焼きホッケ、軽く〆たサバの握りなどなど、どれもこれも朝揚がったばかりの新鮮な食材である。名物の蝦夷バフンウニは季節外れで堪能できないのが残念だ。その他創作料理で海鮮のグラタンがとても美味しかった。日本酒も八海山をはじめ秋田の銘酒「十四代」もあった。相方は酒豪で8合くらいは飲んだであろうか。疲れ果て居眠りしながら飲んでいた。私は5合くらいで最後にウイスキーを一杯を頂いて締めた。
 
 つづく―
 
 


 

嵐を呼ぶ男 [旅]

明日は楽しみにしていた旅行に出発する日である。ところが、ご存知の通り明日の朝にかけて台風が関東を直撃する可能性が出てきたのだ。この旅は春先から綿密に計画された大変重要な男の旅なのである―。(実は早割を効かせるため)

目指す目的地はロシア領手前の宗谷海峡の地だ。故に懸念していたのは旅先の天候だったのに、こともあろうに出発地の東京で台風の直撃とは。これぞ青天の霹靂というものである。
・・・それも10年に一度と言われる大型台風が出発する午前中に直撃するというのだ。

すぐに「嵐を呼ぶ男」という言葉が浮かんだ。石原裕次郎の代表作のタイトル。雨男ならぬ嵐を呼ぶ男は誰だよと問いたくなるではないか―。誠に不運な男どもである。
11月上旬に延期します。快晴に恵まれた宗谷海峡と利尻富士が待っていることであろう。

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夏休み Part3(小樽・札幌) [旅]

帯広からの車中は雨模様だったが、トマムを越えたあたりから晴れ渡り、夏の日差しで車内も暑くなってきた。この日の札幌は気温31℃になった。
札幌駅でトランクをコインロッカーに預けて小樽行きの列車に乗る。銭函あたりから石狩湾が見え始めた。海水浴場もところどころにあり泳いでいる人もいる。小樽港から出港するカーフェリーが見えると小樽駅手前の小樽築港駅。ここは築港ヤード跡地の再開発により、1999年3月にマイカルタウンの一つ「マイカル小樽」としてオープンし、2003年3月1日に公募で施設名をウイングベイ小樽に改称した。大型スーパーのイオンや遊園地だろうか観覧車も見える。

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小樽駅に着きちょうど昼前なので混む前に腹ごしらえをしようと寿司屋に向かった。貧乏人なので今回は本格的な寿司屋には向かわず回転寿司にした。「回転寿し 和楽」北海道の回転寿司は侮れません。東京の回転寿司とはまったくレベルが違います。東京の本格的な寿司屋より、下手をすれば新鮮で安く食べれるほど。たまたま、前々日の昼にタクシー仲間で会う機会があり、東京で一皿100円の回転寿司に行ったばかりで、そのネタの違いにしみじみ感動する。味わえるのか、腹に入れただけなのかといった違いである。

今回の小樽観光は観光船に乗り小樽水族館やオタモイ海岸周遊を予定していたが乗船時間が遅く、時間の関係で断念。北一ガラスや小樽市の運河記念館を観て回り終了。正直、湿度は低いものの暑さは東京と変わりませんでした。今晩の宿は札幌駅にほど近いサッポロファクトリーに隣接するホテルグラビー札幌。夜は大好物のジンギスカンを札幌ビール園で。全身に羊の油を浴び宿に戻る。

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翌日は、旧北海道庁内を見学。すぐ側の北海道大学植物園を散策。見ませんでしたが園内にキタキツネが生息しているというのだから、これは驚きです。食料があるということですね。中央区で周囲はオフィス街でビルだらけなのに。

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陽が落ちる前に、札幌でも比較的高級住宅街で眺望の良い所に建つ「宮越屋珈琲 High Grown Cafe」 に行った。垂れこめた雲が広がり今にも雨が降りそうだったが、現地に到着して間もなく小雨が降り出してきた。せっかくの眺望なのに厚い雲に包まれ夜景は見れず。建物は建築家が設計したのだろうと思うがコンクリート打ちっぱなしでハイセンスが漂う建物。店内は想像していたより狭かった。デーンと見せつけるようにオーディオシステムが置かれている。ジャズが流れている―。勿論BGMではなく、お客さんが耳に障らず会話ができ、適度にジャズを楽しめる音量で流れている。
アンプは「アキュフェーズ」、CDデッキは「マランツ」、SPはJBLではなさそうだ。分からない。

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 今晩の食事は札幌駅にほど近いお店。下調べせずに飛び込んだ「海鮮炉端 根室浜一番」で、暑いのに炭火の目の前にあるカウンター席に通された。焼きカレイ、焼き氷下、焼きズワイガニの足、焼きほっき貝、厚岸産の焼カキ、万願寺唐辛子の焼き、刺身のたこ、生うにを頂きました。炭火で焼くと芳ばしくてどれもこれも実に旨い。日本酒がすすむ。また、来てみたいお店でした。

本日の宿はJRタワーホテル日航札幌。札幌で一番高い建物。高さ173m地上38階。眺望が素晴らしく札幌に行くたびに泊まりたい宿の一つ。ツアーの宿プランでチョイスしても他のホテルと比較しても安い部屋でも1万円は高いです。

 終わり

 10月に道北 海の幸堪能の旅を予定しています。

   by Club-Taxi.com