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お買い物タクシー [タクシー]

今日の深夜の話だが、都心から城西方面の郊外に行った帰りの話である。
もう午前3時を回ろうとしている。環八の外側で無線配車があった。暇な月曜日深夜なので配車を受けてみた。個人宅である。ここから都心まで、或いは羽田空港までだといい仕事になる。期待に胸を膨らませながら配車先に向かった。5分くらいで到着し、インターフォンを押したが返事がない。そのあと無線室から私の携帯に連絡があり、先方様に到着の連絡を携帯電話に入れたそうだが電話に出られないという。10分過ぎた頃であろう。ガチャガチャと玄関ドアが開く音が聞こえた。70代前後のご婦人が上下スウェット姿で立っているのだが、声を発せず直立不動状態で立ったままだ。よく見ると、いわゆる足の不自由な方が使用する歩行器を使っている。私は声を掛けた。「個人タクシーです。お迎えに参りました!」

か細い声でこちらに来てくれという。手に持っていた500円玉を出して私にくれるのだ。チップなのだろうか!?玄関は階段を数段上がる高い位置にある。階段なので歩行器は使えない。私の手を介して何とかご乗車いただいた。歩行器はトランクに積んだ。こんな夜中にどこに行くのだろうか!?病院ではあるまい・・・。
行先はここから200mほど離れた幹線道路にあるコンビニ。ここで酒の具体的な銘柄と本数を告げられ、あとライター3本を買ってくるように頼まれる。(笑)万札を渡された。お安い御用である。用を済ませてご自宅に戻る指示を受ける。降車からご自宅玄関の中までは、上り階段なので少しばかり力の要る介助になった。

最後にお客様に一言言うのを忘れた。ただのお買い物だったら、わざわざ苦労して乗る必要が無かったのに。買い物だけを頼めばいいのにと。乗降に時間が掛かるのでタクシー運賃が余計に出るし、運転手も介助が要らないので助かる。高齢化社会を象徴するエピソードの仕事であった。


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