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首都高に入れないよ!? [タクシー]

お正月明け、本格始動した先週だったが夜の需要はさっぱりでタクシーは苦戦を強いられる散々な1週間ではなかったのではないだろうか。その暇な歓楽街の様子をご乗車されたお客様の証言でも裏付けられる。「今週、飲食店は閑散としていましたよ。普段人気で予約が取れないようなお店が取れましたから―」と語る。なるほど今年の正月明けは例年より厳しい状況であったかもしれない。

そんな折、苦戦を晴らすため、連休前の金曜日は気合いを入れて仕事に臨んだ。
ここ一発の時間帯に新橋から東雲という行き先に落胆したが、お客様降車後に無線配車を受けた。新木場の配車だ。最初は木場だと思ったが新木場である。タクシーが少ないところだ。故に東雲にいた私に配車が回ってきたわけだ。ここぞ勝負だと期待を膨らませた。頭の中は、横浜か相模原と勝手な妄想を抱きながら配車場所に向かった。お迎え場所に着いてお客様ご乗車。「ちょっと遠いのですが、アクアラインで袖ケ浦までお願いいたします。首都高新木場から乗ってください。」
むむっ!まあまあかな・・・
新木場駅前を通り湾岸道路国道356号を有明方面に左折した。しかし、首都高新木場入口が出てこない。出てこないわけである。新木場入口は新木場駅前より千葉方面に戻らなければならなかったのだ。お客様が気が付いて

「先で乗ればいいですよね。」
「台場辺りに入口はあります。」千葉方面に戻るよりいいだろうと。自分に言い聞かせた。メーターもその分出ないし。

しかし、今度は走れど走れど次の入口は出てこない。そうなんである。どこかで左折して上の道路に出ないと臨海副都心入口から入れないんだよね。分かっていながらどこで曲がるか分からずスルーしてしまった。ひたすら直進である。(笑)首都高湾岸線は右側に見えるのに入れない。そのうちにトンネルに突入するではないか・・・これは海底トンネルである。おいおいどこに行くんだよ。こんな道走ったことないぞ!少しばかり焦りお客様に声を掛けた。
「どうやら道を間違ったようです。」

「えっ!もう入ったと思いましたが・・・カーナビ使っていいですよ。」と言われる始末。

トンネルを抜けると大井だった。なるほどここで国道357号の東京港トンネルが開通したことが初めて分かったのである。

「分かりました。南大井から入れますので大丈夫です。」

心配されたお客様が言う「運転手さんアクアラインは分かりますか?」
「もちろん大丈夫です。何度も通っていますから。」
「信じます!」この言葉には思わず笑ってしまった。


結局遠回りをすることなくおまけに高速代金を節約するタクシー運賃だったので事なきを得た。
普段通らない道は分からないね。国道357号の西行き東京港トンネルが開通したとは思いもよらなかった。それも開通したのが2016年だからもう2年以上経っている。逆の大井からの東行きは2019年3月開通予定らしいです。我々はプロなので積極的にこういった開通した新しい道の情報は積極的に頭に入れておかないといけないですね。それにしてもここ副都心地区は立体交差が多く道が複雑で分かりにくい。



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